掃除でスクレーパーを活用してみよう!

スクレーパーとは、何かご存じですか?

それは、掃除などに使われる道具のことで、金属やプラスチックなどでできた薄いヘラ状の刃に、プラスチックまたは木製の柄がついています。

主に古い塗料やサビ、しつこい汚れなどを剥がし取る作業で活躍してくれるのです。

では、スクレーパーを使ってどのような掃除ができるのかチェックしていきましょう。

風呂掃除でスクレーパーを使ってみよう

お風呂の椅子や洗面器に付きやすい、白く硬くなった汚れを落とすのは大変ですよね。

これらは、石けんカスの金属石けんというもの。

金属石けんは、石鹸が水道水のミネラル成分と反応して、脂肪酸カルシウム・脂肪酸マグネシウムなどに変化して固まったものです。

そんな汚れには、スクレーパーで金属石けんを削り落とすといいんです。

その後、クエン酸水を全体に塗って10分ほど放置して軽くこすり洗いすれば、みるみる綺麗になりますよ。

最初にスクレーパーで硬く頑固な汚れをある程度こそぎ落としているからこそ、簡単に綺麗にすることがでるのです。

窓掃除でスクレーパーを使ってみよう

これからの季節、窓に結露が発生しやすくなりますよね。

結露を放置してしまうと、カビの原因になってしまいます。

そんなときはスクレーパーで水滴を取りましょう。

スクレーパーを選ぶときのポイントはこれ。

  • 本体部分がステンレス製でさびにくい
  • ある程度の重みがあること
  • 長さは30~35cm程度
  • ゴム部分の交換ができる
  • ゴムの密着性が高いもの

これを参考にして、自分に合ったスクレーパーを選んでみてくださいね。

掃除するときのコツは、ゴムの部分を窓に対して水平に、地面とは平行になるように置くことです。

ここでしっかりゴムを窓に密着させることが重要になります。

そして、先端を少し斜めに下げてから動かし始めることで水のキレがよくなるのです。

動かすときは、窓の一番上から下にまっすぐに下ろしていきます。

横や円形に動かさず、縦に水と汚れを落としていくと綺麗になりますよ。

上下の動きを繰り返し、最後は真横に動かして水滴をすべてふき取れば完了です。

床掃除でスクレーパーを使ってみよう

床のワックスがけをするときに、スクレーパーを使ってみましょう。

床のワックスがけをするとき、古いワックスの上から新しいワックスを塗ってしまうと層ができたり、蓄積された表面の汚れが黒ずみになったりして綺麗に仕上がらなくなります。

そのため、ワックス剥離剤でワックスを浮かした後にスクレーパーで綺麗に剥がしとるとよいでしょう。

スクレーパーは、細かいところまで床に傷をつけずに剥がせるのがメリット。

このひと手間で、ワックスの仕上がりに差が出るのです。

ガラス掃除でスクレーパーを使ってみよう

窓ガラスに貼っていたデコレーションシールを取る方法をチェックしていきましょう。

まずは、ガラスの表面を水で濡らします。

ガラスの表面に水や洗剤などをスプレーするといいでしょう。

窓が乾いた状態でスクレーパーを使用すると、ガラスに傷をつけてしまうので注意が必要です。

スクレーパーの刃の先端を傾け、シールに対して斜めに入れていきます。

ガラススクレーパーの先端は金属製で刃物のように尖っています。

そのため、端から少しずつ刃を入れてステッカーを剥がしましょう。

決して力を入れないようにしてくださいね。

ステッカーが剥がれたら、残った水分を拭き取りましょう。

もし、ステッカーの糊などが残ってしまった場合は、濡らしたメラミンスポンジでこするときれいになりますよ。

まとめ

スクレーパーを使った掃除について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

掃除をする場所によって、使いやすいスクレーパーの形状を選ぶようにしてくださいね。

スクレーパーを初めて使う方は、目立たない場所で一度試してみるのもいいでしょう。

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