服についてしまった油汚れって、洗濯だけでは取れないこともありますよね。
では、どうすれば油汚れを落とすことができるのでしょうか。
こちらでは、服についてしまった油汚れの落とし方などについて紹介するのでぜひチェックしてみてくださいね。
洗濯で油汚れをなくす落とし方ってどんな方法なの?
服についてしまった油汚れも、すぐに洗濯してしまえばいつものお洗濯できれいにすることができます。
だた、油汚れがついてすぐに洗濯できないこともありますよね。
そんなときは、どこのご家庭にもあるもので油汚れを撃退しましょう。
それは、キッチンにある食器洗い用の洗剤です。
まずは、衣類を40℃のお湯につけてしっかりと濡らしましょう。
お湯から取り出した衣類の汚れに、食器洗い用の洗剤を付着させます。
そして、優しくもむように衣類を洗いましょう。
このとき、すぐに汚れが取れないからといって力を入れて揉んではいけません。
強くこすり洗いをしてしまうと繊維の奥まで汚れが入り込んでしまい、さらに汚れが取れにくくなってしまうのです。
さらに、洗濯用のブラシでこすると効果的でしょう。
仕上げに、40℃のお湯ですすげば完了です。
洗濯で落ちにくい油汚れがつきやすい作業着はどうするの?
油のシミを作り出す脂溶性の汚れには、このようなタイプがあります。
- 食品の油分による汚れ
- 化粧品による汚れ
- 皮脂汚れ
- 工業油による汚れ
そのため、工場などで着用する作業着にはどうしても油汚れが付着しやすいのです。
また、食品や工業に使われる油だけではなく、化粧品に含まれている油分が服につくとシミになるのを知っていますか?
他にも、人の皮脂も油分のため、長く着用している衣服にはシミとなって残ることもあるんです。
色んな原因によって油分を含んだ汚れは、服に付着してしまいます。
作業着に付着した汚れを落とすのに、化粧を落とすクレンジングが使えることがありますよ。
使用するときには、オイルタイプのクレンジングを使いましょう。
汚れにクレンジングを塗って、5分間そのまま放置するだけでOK。
その後は、40℃のお湯ですすけば汚れが落ちることがあるのでぜひ作業着にも試してみてくださいね。
洗濯で落ちない油汚れが洗剤を使わずに落とせる?
洗剤を使わないと油汚れが落ちないイメージがある人もいるでしょう。
しかし、洗剤を使わなくても油汚れを落とせる方法があるんです。
それは、油汚れのある衣類を沸騰した水に入れる方法です。
沸騰したお湯の中に粉石鹸を入れて、衣類を浸します。
その後、15分間煮ましょう。
衣類を冷まして、まだ汚れが残っている場合は固形石鹸でもんで洗えば完了です。
煮沸によって、油分汚れを取り除けるのはもちろん、衣類の殺菌や消毒効果も得られちゃいますよ。
ただし、熱に弱い衣類には使えません。
綿であれば問題ないですが、ポリエステルなどの化学繊維・ウールなど動物繊維を使用した衣類には不向きですので注意してくださいね。
洗濯で落ちづらい油汚れをシミにしないために
油汚れが服に付着したとき、すぐに応急処置をすればシミになりにくいのです。
油汚れがついてしまったら、まずハンカチかティッシュペーパーで汚れた部分をポンポンと軽く叩きながら拭き取りましょう。
このとき、こすったり汚れを伸ばしたりしないようにしてくださいね。
次に、水で濡らして固く絞ったハンカチやティッシュペーパーで油汚れの部分を叩きます。
近くにハンドソープがある場合は、ハンカチやティッシュペーパーに含ませるとより効果的でしょう。
その場合は、汚れた場所を洗い流して乾燥させる必要があります。
こうしておけば、かなり油汚れを取り除くことができ、シミになるリスクを軽減できるのです。
まとめ
油汚れの落とし方について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
お気に入りの洋服に汚れが残るとショックですよね。
出先のときは応急処置をしっかりすれば、シミになるのを防ぐことができますよ。
家にあるもので油汚れを落とすことができるので、ぜひやってみてくださいね。
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